新潟にある時間の止まったドライブインに泊まってきた
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新潟にある、知ってる人は知っているドライブイン
公楽園
そこに泊まってきたお話。
いつ行こう。お盆にしよう。
何の番組だかは忘れたが、テレビで取り上げられていた。
宿泊施設とゲームセンターを持つ昭和感満載のドライブインとのこと。
一瞬で行くことを決意。
せっかく行くなら何日かかけて新潟旅行をしようと思い付き、タイミングはお盆休みに決定。
お盆の一週間前には電話で公楽園の宿泊予約をとっていた。
いざ行かん。そして到着
ついに来た当日、僕はひたすら関越自動車道を北上し、新潟県は燕市を目指した。
新潟には幼いころ家族旅行で来たような。ハッキリと覚えている記憶のみを数えるなら初めての新潟だ。
なんて考えているうちに
公楽園についた。
おぉ…なんだろうかこの 出で立ち。
田んぼの中に建つシンプルなデザイン。完全にお化け屋敷じゃん。廃墟だよ。
写真だと分かりにくいが、駐車場スペースはこんなに必要なのだろうか。
いや、ドライブインとのことだ、長距離トラックなどがガンガンに停まる時もあるのだろう。
そしてこの看板
ピントが合っていないが、合っていても読みにくい。
かすれにかすれた看板だ。ノスタルジック。
創業25周年特別企画
休憩入浴 1200円
お泊り 2880円
なんとリーズナブル!25周年の看板が付けられてからさらに25年経ってそうな朽ち果て様!
一階の端にあるホテル入口にも同じ料金の看板が。
そしてバギャンバギャンに割れているガラス。
ゲームコーナーに入ってみよう
上の写真にある入口とはまた別に、ゲームコーナー用の入口がある。
中には軽食の自動販売機が。
あまり見ないトーストの自動販売機もある。
だが最近レトロ自販機を見慣れている僕は驚かない。
自販機系の過去記事
そして奥にはゲームが並ぶ。
パチンコ・スロット麻雀など、年配の世代向けな印象。
太鼓の達人とかはもちろん無い。
UFOキャッチャーにはアダルティなDVDが。
せっかくなので自販機で何か食べてみる。
こしひかり米を使っているということなのでカツ丼にしよう。新潟だし。
出てきたこいつを脇にある電子レンジで温める。
お、ちゃんと新潟産コシヒカリって書いてある。
う、うまそう!!!
このどことなくチープな感じ、もう少し食べたいと思わせる量、なにからなにまで完璧だ。計算しつくされている。
実際カツはアゴ疲れたけど美味しかったです。ごちそうさま。
ホテルに入ってみよう。
腹ごしらえも済み、いざ宿泊施設へ。
先ほどのここがホテル用の受付。
この右にある階段をのぼると二階が宿泊施設だ。
ちなみに上がりきったところにある自動販売機には小さなカエルがくっついていた。
何が出てきてもおかしくない廊下を通り部屋にはいる。
ウォー!キレイ!普通にすてきな和室じゃないか!
これは嬉しい誤算。建物自体が古いのである程度のボロい印象は受けるが、しっかりと掃除された過ごしやすい和室。
ほかもチェックする。
トイレ。予想通りの和式。
若干の朽ち果て感が漂っているがじゅうぶん!なにより一泊2880円だし!
これはリッチな旅行になってしまったなと浮かれながら飲むお酒。
そばのスーパーで新潟産のものを適当に選び購入。
そしてほろ酔い気分で眠るのであった。
翌日なんと…
ぐっすり眠り翌日の朝、とりあえず行ってみるかとまた一階のゲームコーナーへ。
するとなんと!!!
UFOキャッチャーの景品が明るい時間仕様になっていた!
恐るべし公楽園…
結論
個人的に大満足できた。値段的にも普通に宿泊して良いんじゃないかと。
こんな場所が好きなノスタルジストのみなさんは是非いってみよう。
ちなみに自販機にいたカエル。
翌日同じ場所には代わりに大きなカマキリがいた。
これが食物連鎖。
公楽園
電話:0256-97-1575